酵素でくさ~る:ニンジン根部分解試験
- 使用量:3袋/10a
- 試験方法:ニンジンと裁断したモノを対象に、無処理区・酵素でくさ~る処理区・発酵菌B(他社製品)処理区・石灰窒素処理区に分け、1週間ごとに掘り返して比較を試みた。
- 結果:酵素でくさ~る処理区は、3週間後にはニンジンの原型がほぼなく、4週間後には完全に分解されていた。分解速度順は 1.酵素でくさ~る 2.発酵菌B 3.石灰窒素 4.無処理 となった。
酵素でくさ~る : ハウス栽培におけるコマツナ残渣残根処理
- 使用量:3~4袋/10ha
- 使用方法:元肥として、そして連作の回転率を上昇させる目的で、収穫後に施用し圃場全体にすき込んだ。
- 結果:処理区は残渣・残根の分解が早まり、5日目でほぼ見られなくなった。施用後15日目には 次作に移ることができ、無処理区に比べると5日間の短縮が実現された。結果、シーズン内の回転率が上がり、増収に繋がった。
酵素でくさ~る : 水稲収穫後の稲わら処理
- 使用量:3~4袋/10a
- 使用方法:稲わら処理作業の軽減・効率化と、発根不良・苗の活着不良・立ち枯れなどの問題への対策として稲刈り直後に施用、すき込みを行った。
- 結果:約40日間で稲わらがほぼ分解され、次作の準備に早々に取り掛かることができた。また、稲わらを良好な状態で還元できたため、地力の向上に繋がり、次作で減肥することができた上に、田植え後の活着と根はりが改善された。
酵素でくさ~る:秋まき小麦あとの水稲栽培試験
- 使用量:4袋/10a
- 試験方法:秋まき小麦を収穫後、酵素でくさ~るを施用し麦稈と共にすき込んだ。処理区と無処理区で麦稈の分解具合と水稲の根張り具合を比較した。
- 結果:水稲に移る頃には、処理区では麦稈がほとんど分解されていた。定植後の根張り具合も、処理区の方が優れており、収量増に繋がった。
酵素でくさ~る:馬鈴薯野良生え対策
酵素でくさ~る:ソルゴー分解促進試験
- 使用量:3~4袋/10a
- 使用方法:緑肥の分解を促進し、後作の発芽不良・苗の活着不良・立ち枯れ等を防ぐ目的で、緑肥をすき込む際に酵素でくさ~るを施用し、一緒にすき込んだ。約2週間後、4週間後に耕耘を行った。
- 結果:畝立て時にソルゴーは若干残っていたが、定植や苗活着に問題はなかった。
酵素でくさ~る:ハウスのニラの分解
- 使用量:8~10袋/10a
- 使用方法:株腐細菌病・白班葉枯病、そして野良生えが多発していたため、対策として収穫終了後に圃場全面に散布し耕転した。適度な水分を加え、ポリ・ビニールで被覆して一定期間置いた。
- 結果:約2週間で残渣・残根の分解がほぼ完了し、それらに付着していた病原菌も大幅に減少したと見られる。通常の太陽熱消毒と比較しても、次作での病害再発率はかなり低くなった。また、野良生えの発生量も大きく減少した。
酵素でくさ~る:大根の菌核病軽減事例
酵素でくさ~る:落葉果樹の罹病落葉・落下被害果の処理
- 使用量:2~3袋/10a
- 使用方法:園内の一部に罹病落葉・落下被害果を集め、製品をふりかけロータリーで耕転をかけた。分解を促進するため、2週間後に再度耕転をかけた。
- 結果:罹病した葉や実を早期に分解処理できたことで、次作の病害が大幅に改善された。
酵素でくさ~る:水田雑草軽減事例
酵素でくさ~る:除草剤併用
酵素でくさ~る:クロルピクリンとの併用(ニンジン)
- 使用量:3袋/10a
- 使用方法:ニンジンを対象に、クロルピクリン処理と同時に酵素でくさ~るを施用し、クロルピクリンのみの処理区と比較した。
- 結果:2週間後、4週間後に掘り起こしてみたところ、併用区の方が分解速度が速かった。同時に施用してもバチルス菌の活性は落ちず、分解能力は維持されていた。